今回は愛媛県立今治工業高等学校をご紹介します。
目次
今治工業高等学校の偏差値
偏差値39
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今治工業高等学校の立地
愛媛県今治市河南町1丁目1−36今治工業高等学校の設置学科
機械造船科 | 電気科 | 情報技術科 | 環境化学科 | 線維デザイン科 |
機械造船科
機械技術者・造船技術者に求められる専門的な知識、技術を身に付け、将来のスペシャリストとして活躍する人材の育成を目指す。2年次からコース選択制で、機械コースを選べば機械の学習を継承し、造船コースを選択した場合は造船に関する基礎・基本を学び、設計から組立まで、総合的な学習ができる。機械コース
機械設計や機械工作、原動機などを学び、旋盤・溶接・マシニングセンタ・鋳造・鍛造などの実習を行う。造船コース
船舶構造、船舶計算、船舶工作などを学び、溶接・ぎょう鉄・3DCAD・船体実験などの実習を行う。電気科
電気の発生から消費といった基礎から応用までを学習し、産業の各分野で活躍する電気技術者の育成を目指す。電気に関して幅広く学習し、屋内配線に必要な資格である第二種電気工事士試験を全員が受験する。情報技術科
ものづくりを含めたコンピュータのソフトウェアとハードウェアについて学び、コンピュータに関する技術者の育成を目指す。線維デザイン科
線維のことを学びながらデザイン力を身に付け、ものづくりを通して地場産業を支える工業技術者を育成することを目指す。3年次で線維系とデザイン系に分かれて、より専門的に学ぶ。線維系
繊維製品の構造および組織を理解し、実際に活用する能力と技術を習得するために線維・染色技術を学び、実習・課題研究を行う。デザイン系
デザインの技術を体得するとともに、ものづくりに対する姿勢や考え方を習得するためにデザイン技術・デザイン史を学び、実習・課題研究を行う。今治工業高等学校の特色
今治工業高校は、文部科学省の「スーパー・プロフェッショナル・ハイスクール」に選定されています。通称「SPH」とは、大学・研究機関・企業などと連携の強化により、社会の変化や産業の動向に対応した、高度な知識・技能を身に付け、社会の第一線で活躍できる専門的職業人の育成を図るものです。
その対象校として、今治工業高校は選ばれています。
活動としては地元企業から熟練技能者を迎えて、被覆アーク溶接・炭酸ガスアーク溶接の技術指導を受けたり、大学の講師を迎えて、出張講義をしてもらったりしています。
通常の工業高校だけでは学べない、一歩進んだ取り組み、学習を行えます。
またものづくり系の活動には力を入れており、全国選抜高校生溶接技術大会、電気工事技能競技全国大会ではそれぞれ準優勝するなど結果を残しています。
進路実績としては、約85%が就職するなど、かなり卒業後は就職方向に特化した学校です。
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今治工業高等学校の進路
就職先実績
大手自動車メーカー
トヨタ自動車、トヨタ車体大手自動車部品メーカー
デンソー重工業・化学系
ジャパンマリンユナイテッド、三菱ケミカル、ユニチカ、大王製紙、住友重機械工業、帝人電機電子系
住友電気工業、三菱電機電力・インフラ系
関西電力、四国電気保安協会、四国電力鉄鋼系
神戸製鋼所、JFEプラントエンジ鉄道・交通系
四国旅客鉄道、東日本旅客鉄道食品系
日本食研公務員
進学先
国公立大学
高知工科大学私立大学
広島工業大学、東海大学、専修大学、日本文理大学、日本体育大学まとめ
いかがでしたか。スーパー・プロフェッショナル・ハイスクールに選定されていることだけあり、他の工業高校では経験できない一歩進んだ取り組みを行えます。
また地場産業である造船について学べるのも、この学校の特徴ですね。
その他愛媛の工業高校については、以下よりどうぞ。
各学校の偏差値、学科、特色や特徴、部活動、就職や進学といった進路の情報など、詳しくご紹介しています!
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